座間で骨盤矯正をお探しの方へ
骨盤矯正のズレの詳しい説明
2025年2月4日更新
まずはこの骨盤のゆがみ方をご覧ください。
順を追って、これらの骨盤矯正方法の説明をしていきます。
骨盤にゆがみがあると・・・

- 体重が左右均等でない
- 立つと肩の高さが違う
- O脚
- むくみがある
- スタイルが悪い
(おなか、腰周り、太もものサイズが気になる) - 女性特有の症状
(月経、生理痛、不妊) - 歩き方が格好悪い
- 難産になる
- 産後の回復に時間がかかる
というデメリット(不具合)にたどり着きます。
骨盤矯正というのは
仙腸関節の調整のことです。
骨盤の症状が進むと
-
軽度 カテゴリーⅠ
ねじれ
仙腸関節のねじれロックと脳脊髄液の影響 -
中度 カテゴリーⅡ
ズレ
仙腸関節ズレ -
重度 カテゴリーⅢ
ねじれ+ズレ+腰椎の側湾
軽度+中度+腰椎の側湾 -
ヘルニア
とほったらかしにしておくと慢性化してジワジワと進行していきます。
骨盤のバランスが悪いと
-
筋力が弱り
-
補正で肉が増殖
-
見た目が悪くなり
-
関節が痛み
-
さらに一層、見た目が悪くなり・・・
乱れた原因に対して、正直にバランスをとってくれる自分自身のために、骨盤に注意をはらいましょう。
では骨盤ズレからみていきましょう。

もし、それを矯正するとどうなるのか?
来院時のぱつぱつのジーンズが、帰るときにはダボダボになった!

患者さん思わず:
「あれっ?
あれっ?
2サイズ大きいのを履いているみたい」
このように原因が骨盤だけにある方には劇的な変化が起こります。
これまで20代前半の方にしかこのようなことは起こっていませんが・・・
ですが、ほとんどの方の骨盤は、慢性の症状でこのようになるのはまれです。
慢性の定義は、2次3次的に骨盤にゆがみが派生した状態です。
つまり、複数のゆがみが積み重なった骨盤のズレで、
この場合、ぜい肉が無くなる位にスリムになる劇的な変化はありません。
でも検査後の筋力の劇的な回復はあります。
注意してほしいのは、ダイエット目的の骨盤矯正でなくても、骨盤矯正により多くの症状(腰痛、生理痛、生理不順、むくみ、冷え)を改善できますが、原因が骨盤にある場合に限ります。
骨盤以外に原因があるような場合には、矯正を続けていかないと原因が浮上してこない場合もあります。
なので、脂肪化した筋肉が緩んで消滅すると言われる半年~2年は、毎月の矯正を続ける必要があります。
骨盤矯正 重度の慢性化
一番悪い状態から説明します。ここから先は専門用語になるので、眠くなるかもしれません。カテゴリーⅢ 骨盤障害
矯正に時間が必要(1年放置していたとしたら、倍の2年かけて治すつもりでいてください)
カテゴリーⅢは
骨盤の問題 + 腰椎の側湾
です。
ここでは腰椎の側湾に焦点をあててみます。
腰椎側湾は
大腰筋の弱化が考えられます。
2つの筋肉のうち片方が弱くなる
筋肉はどうして弱くなるのでしょう?
例えば、選手を考えてみるとわかりやすいでしょう。
強靭な筋力があるのにかかわらず、
スキーのクラウチングスタイルが維持できなくなり
滑走後半に上半身が立ってしまいスピードが落ちる。
このように強靭な筋力のある人でも、長時間続けて使っていると弱くなる筋肉は
エアロビック筋です。
これに対し
短時間で素早い動きを繰り返す筋肉は
アネロビック筋です。
どちらの筋肉も
20回連続して収縮させても弱化しなければ(日常生活レベル)で問題ありません。
カイロプラクティック検査の筋力チェックでは、
2回~7回の数回使ったテストで 筋肉が弱くなることもあります。
バイオメカニックスの観点から、このように弱い筋肉があると、歩くと腰椎が不安定になり、骨盤をゆがめることになります。
家庭での施術補助(骨盤を安定させるため)
弱化回数の2/3の回数を上限としたトレーニングを1日5~7セット
栄養補助
●エアロビック筋 弱化 鉄分
●アネロビック筋 弱化 パントテン酸
●エアロビック&アネロビック筋 両方が弱化 必須脂肪酸、オメガ3、オメガ6
次に カテゴリーⅡに移ります。
【カテゴリーⅢ】→【カテゴリーⅡ】→【カテゴリーⅠ】→【仙骨ワブル】
というように矯正が進みます。
カテゴリーⅢに当てはまる人は、状態により、数年・・・1年、2年と年単位での骨盤矯正が必要な状態です。一番悪い状態ですから・・・
骨盤矯正 カテゴリーⅡ
2番目に悪い状態ですカテゴリーⅡ骨盤障害
一般的な骨盤のズレです。
説明
カテゴリーⅡ は 基本的骨盤障害で
寛骨自体の骨盤のサブラクゼーションです。
このようにズレています。
特徴
・立位で第二仙骨の左右(側方)への体の揺れ
・立位大腿骨頭の左右高低差
・第一肋骨の過敏性
・仰向けで足の長短差
指標筋 筋力検査
大腿筋膜張筋 仙腸関節への片手でのセラピーローカリゼーション(TL)
ストレス 縫工筋弱化 副腎隋質に関係
ストレス 薄筋弱化 副腎皮質に関係
外傷 大腿直筋
外傷 ハムストリング筋 弱化
外傷 大殿筋 弱化
ストレスは副腎の不均衡を検査
骨盤矯正前の検査
後方腸骨 縫工筋弱化 縫工筋下部1/3が敏感
前方腸骨 ハムストリングス筋弱化 腸形靭帯が敏感
内方腸骨
腹斜筋弱化 骨盤の付着部が敏感
外方腸骨
中殿筋弱化 骨盤の付着部が敏感
内方外方の回旋障害
吸気(PSIS近接)
呼気(PSIS離開)
骨盤回旋障害は、このように回旋してズレています
骨盤のプラスアルファの検査
吸気と呼気の筋力検査で骨盤に関する頭蓋障害の有無をチェック
・神経リンパポイント(TL)
・経絡ポイント(TL)
・神経血管ポイント(TL)
の各チェック
TLに反応しない場合、障害側の膝関節を屈曲股関節外転し検査すると反応を示す場合がある
矯正方法
・ 骨盤ブロックによる矯正 仰向けで足を短下肢に向けて特別なパターンの回旋
・
カイロプラクティックマニュピレーション+適応呼吸器
以上が非外傷性のカテゴリーⅡの調整 です。
家庭での保護サポート
大転子ベルト
姿勢(座位、仰臥位、立位)の注意
エクササイズ 大殿筋強化(寛骨と仙骨に付着) 階段の上り下り横向き逆向き
家庭での栄養補助
ストレス 副腎 ビタミンC
靭帯弱化には マンガン
以上の施術で問題が残る場合 カテゴリーⅠの検査調整に移ります。
次は【カテゴリーⅠ】→【仙骨ワブル】
というようにみていきます。
カテゴリーⅡに当てはまる人は、1回で変化しますが、もとに戻る場合が多く、長期的に定着させたい場合には、数か月にわたるの骨盤矯正が必要です。
軽度の骨盤矯正 カテゴリーⅠ
一番軽い骨盤のズレですカテゴリーⅠ骨盤障害
腰の痛みを我慢したことがあり、そのとき矯正しなくて、骨盤が接着剤のような関節になっている人は注意。
これは仙骨のブーツ機能に捻転が生じてロックした状態です。
骨盤の歪みや サブラクゼーションとは違います。
寛骨と仙骨の可動性がロックした状態は
3種類の骨盤検査のうち、
- 踵
- 胸椎1番横突起
- 仙腸関節セラピーローカリゼーション
1つでも当てはまる場合は、骨盤ブロックによるチェックで該当するかどうかが分かります。
この捻転ロックは骨盤がズレていない人誰にでも生じる可能性があります。
特徴
- 立位で前後のゆれ
- 立位で骨盤の左右の高さが同じ
- 仰臥位で 左右足同長
- 腹臥位で 短下肢
- 第一肋骨の圧痛 圧痛はカテゴリーⅠ矯正後に消失
標準検査
指標筋(ハムストリングなど)の変化を観察
両手で両方の仙腸関節にセラピーローカリゼーション(TL)
片側の仙腸関節に両手でTL
筋力変化陽性で該当
発展(アドバンス)筋力検査
梨状筋検査
無負荷で陰性であっても
体重負荷(四つんばい)状態で陽性→すると→神経リンパ、神経血管反射TLで反応、仙棘筋TL
骨盤矯正方法
腹臥位で骨盤ブロックによる矯正(呼吸、体重を利用した骨盤矯正)
骨盤ブロックを使い矯正方向に素早いマニュピレーションを連続20回
発症要因
立位、座位、腹臥位+寝る姿勢
仕事中の体勢
特定の体勢で陽性を示すことが多い
つまり、日常の習慣の動きの中から発生してくる骨盤のズレにあたります。
カテゴリーⅠが完全に矯正されたあと次の「仙骨ワブル」をチェックします
その前に、仙骨呼吸モーションの動きを説明します。
仙骨ワブルの前に、仙骨の動き(仙骨モーション)を理解する必要があるからです。
カテゴリーⅠは、くせがそのままだと、もとに戻ります。くせの動きを相殺する筋トレやストレッチを教えますのでぜひ行ってください。
骨盤矯正 【仙骨呼吸モーション】Sacral Respiratory Motion
残りの説明は、あと2つです仙骨呼吸モーションとは?
事故や落下、転倒などで衝撃を受けたことがある人は注意。仙骨がズレて動かなくなり、骨盤がロックされています。矯正せずに放置期間が1年以上ある方は、ここの矯正に数年かかることもあります。(腰の問題の多くは5年10年と放置していて出てくる方が大半です)
軽度な骨盤障害を調整し、次の仙骨ワブルを
チェックする前に、知っておかなければならないのか
仙骨呼吸モーションです。
仙骨呼吸モーションは
この正常機能がないと強い呼吸でハムストリング筋が弱化(仙骨呼吸障害)
両側の頚椎伸筋郡の弱化(頚椎を最大回旋して行う)が起こります。
これに骨盤を加えた動きは
吸気
仙骨尖が前方に移動し
尾骨は仙骨尖の逆に動く
呼気
仙骨尖が後方に移動し
尾骨は仙骨尖の逆に動く
このような動きが制限されていれば
仙骨の不均衡があるかもしれません。
これらを踏まえた上で仙骨ワブルの調整にはいります。
骨盤矯正は奥が深いですね。
ここは、すぐに動きが回復する人と、氷のように固まっていて解けるように回復する人がいます。溶ける場合の回復は長時間(年単位)かかります。
最後の骨盤調整 仙骨ワブル(Sacral wabble)
最後の1つの説明ですSacral wabble とは?
歩行中のフィギュアー8(エイト)
の動きです
つまり、8(はち)の字運動のことです。
梨状筋の対側の抑制促進によりこのように動きます。
これまでの3種類(Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ)の骨盤矯正をしたあとに必ず行う検査
完全に骨盤が正常な位置だとしてもワブルが存在している可能性があります
仙骨ワブル 検査方法
仙骨を両手で拝むようにしてセラピーローカリゼーション(TL)を行い
TLを打ち消す呼吸期を検査
陽性であれば下記の検査を行う。
吸気の時
反対側のASISを後方と、
仙骨下部を向かい合うように近づけるチャレンジして筋力検査
これを両側を行いどちらが筋力反応を示すか検査
呼気の時
仙骨底を前方、反対側の仙骨尖後部を挙上にチャレンジ(仙骨が捻転するように)
して筋力検査、これを両側を行いどちらが筋力反応を示すか検査
検出した呼吸期に矯正を行います
かなりマニアックでしたが、ここまで読まれたあなたは、骨盤博士の称号にふさわしい!と個人的には思います。
骨盤のまとめ矯正方法(重複する部分もあります)
骨盤障害 カテゴリー分け
人間の繊細なバランス感覚は常に変化に対応します。
皆さんは「悪い状態(①)」を「補正するために悪くなっていること(②)痛みなど」に焦点がいくかもしれません。
本来、原因の①を調整する必要があります。
すると②は自然に消えます。
カテゴリーⅠ骨盤障害
特徴は、視覚や触診では見つけにくく、筋力検査と反射ポイントを利用しないと正確に分かりません。カテゴリーⅠで扱う「仙腸関節のねじれロック」「脳脊髄液」の2つは、骨盤を扱う上においてもっとも重要なキーポイントになります。
カテゴリーⅠに対しては、
雑誌やフリーペーパにある骨盤矯正の写真のような施術は、実は、あまり効果がありません。
カテゴリーⅡ骨盤障害
雑誌でよく見かける骨盤矯正が適応します。あの施術姿勢を見るとプロっぽく見えますよね。これは純粋な骨盤のズレだげです。典型的なカイロのアジャストが適応します。
カテゴリーⅢ骨盤障害
Ⅰ+Ⅱ+腰椎の側湾です。慢性症状が進んだ状態です。バランスをとるためには毎月毎月メンテナンス、長期計画が必要です。大腰筋エアロビック筋、アネロビック筋が関係し、必須脂肪酸オメガ3やオメガ6の摂取と家庭での運動療法が必要になります。
当院では栄養チェックで劇的に筋力が回復している例があります。
骨盤矯正
私達の気分や感情は、骨が呼吸とともに連動して動く、第一次呼吸システムに関連しています。呼吸に連動した骨の動きが止まると、なんらかの不調がでやすいようです。能力や気力が出ない、やる気が出ない、失敗やケガをしやい、そのような時、骨盤と頚椎、頭蓋のズレを見ます。
左右の骨盤の間にある第二仙骨に、頭蓋骨から脊柱を通ってきた硬膜が付着しています。骨盤の変化が頭蓋骨へ、頭蓋骨の変化が骨盤へと伝えられています。
偏頭痛がある、骨盤がいつもゆがんでいる、それらの自覚症状がある方は、頭蓋と仙骨の両方に働きかける骨盤ブロックテクニックが助けになるかもしれません。
どこを矯正するの まとめ
骨盤矯正は、正確には、寛骨と仙骨の間のズレた関節、いわゆる仙腸関節のズレ調整です。
- 【カテゴリーⅠ】 軽度 「仙腸関節のねじれ」と「脳脊髄液」の影響
- 【カテゴリーⅡ】 中度 「純粋な仙腸関節のズレ」
- 【カテゴリーⅢ】 重度 「軽度」+「中度」+「腰椎の側湾症」
が構造上の原因になります。
もしあなたが美と健康を求めるのであれば、骨盤のズレはなおさないといけません。土台である骨盤は、美しく綺麗に歩く姿勢を崩してしまう大きな原因です。
もしスタイルに悩んでいるのだとしたら、一度骨盤を疑ってみた方がいいかもしれません。人間の繊細なバランス感覚は常に変化に対応しています。急激な運動をしたら筋肉痛になり、 筋トレをしたら、筋肉がつくように、私たちの体は正直に反応します。
正直な自分自身の体のために、骨盤に注意をはらいましょう。
骨盤と硬膜、頭蓋骨

さて、骨盤矯正ですが、実は、骨盤と腰椎をセットで矯正しないとあまり改善が見られません。1つのゆがみは別のゆがみを作ることで補正しています。複数のゆがみは必ずあるからです。そして矯正は検査で適切な角度で遊びを取り除いて行わなければなりません。
ちょっと専門的 (カイロプラクティック的 解剖学的 考察)
臨床上、例えば左の仙腸関節がズレ、骨盤がズレるとします。それにあわせて腰椎5番が右へズレ、その上にある全ての骨もズレたバランスに対応してズレます。
矯正は他の骨を矯正するのではなくて、原因となった左の仙腸関節を矯正しないといけません。それを矯正しなければ反対側の仙腸関節が傷み、そのまま慢性化すると、膝(ヒザ)が痛み、足首も痛んできます。
次に仙骨と腰椎5番の関節、いわゆる腰仙関節をみなくなはなりません。仙骨上部と腰椎5番底部との間の角度を腰仙角といいます。

正常な腰仙角
- F : L1/L2(3~10°)
- E : L2/L3(4~13°)
- D : L3/L4(6~14°)
- C : L4/L5(7~15°)
- B : L5/S1(8~16°)
- A : S1 (42~45°)
特に
A の角度を「仙骨角」(ファーガソン仙骨角Ferguson’s)と言い
B の角度を「腰仙角」と言い ます。
交通事故、スノーボードで転倒、胴上げで落下、階段から落下、屋根から落下、ブランコから落ちたなど、衝撃を受けたことがある方はこれらの角度が異常になっています。
さらに、ロベットブラザーの法則を考えると、腰椎5番の異常は頚椎1番をみなくてはいけません。つまり、骨盤をみたら首をみないといけません。
骨盤矯正だけしか行わない、そこしか調整をしてもらっていない場合に、しばらくすると、調子が悪くなるのは、そのためです。
完全予約制
090-3558-9971
090-35589-99713営業時間 10:00~18時
休診日電話
営業日&施術中は留守電にメッセージを 30分以内に折り返します全自動予約システム
会員登録後 瞬時に予約完了できます。-
初回の方は空メール送信してください
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