後十字靭帯(PCL)損傷 整体師の見解
このページは整体の範囲から外れますが安全な施術のための予備知識としてまとめていましたのでご紹介します。
この靭帯は、伸展で弛緩し、屈曲で緊張します。痛めたら、ヒザを曲げるときに注意しなければなりません。
後十字(こうじゅうじ)ジン帯(PCL)損傷
発生原因
ヒザを地面に着いたり、90°屈曲位で脛骨粗面をぶつけられたりした際、脛骨の上端が後方へ押されるので後十字ジン帯が切れたり、ジン帯の付着部の骨片がはがれる。 例)ラグビー・バレーボール、柔道などの転倒時。
症状・診断
・後方引き出しテスト(前方引き出しテストの逆の要領)で後方動揺性を示す。
・前十字ジン帯損傷と比較して発生頻度は少なく、単独損傷では大きな問題はない。
・激痛。痛みは主にヒザの後面に感じる。
・腫脹(腫れ)と関節血症(ヒザに血が溜まる)。
治療法
基本的には保存的に行われる
保存療法
対象:
ジン帯の伸張または軽度の損傷
方法:
1例として以下に示す。(「整形・災害外科 膝関節診断のチェックリスト(1996年)」より)
伸展位にて装具又はシリンダーギプスで固定
(2~3週間)
↓
PCL用サポーター使用で大腿四頭筋訓練開始
↓
積極的なROM訓練
↓
大腿四頭筋・ハムストリングの回復がみられれば、OK
※より早期トレーニング開始のプログラムでは、初期の固定をせず、受傷直後より1~2週間はヒザの炎症を鎮静化させることに重点をおきつつ(症状によっては1/2荷重歩行も許可)、積極的に筋力訓練を行なわせ、ランニングを10週後より、競技スポーツレベルでも12週後に許可するものがある。
観血療法
対象:
単独損傷で中程度以上のもの
方法:
関節鏡視下による自家骨付膝蓋腱再建が多い。前十字ジン帯(ACL)再建術後リハビリでヒザ伸展を慎重に行うのとは逆に、PCL再建術後では後方引き出しを防ぐ意味で、ヒザの自動的な屈曲練習を慎重に行う。
1例としてリハビリテーション'・プロトコルから大まかな流れを示す。
後十字ジン帯(PCL)再建後のリハビリテーションの大まかな流れ
このページを読んで
「ウッ、ヒザは痛めたくない!
身体を大事にいたわって使っていこう」
と思ってもらえれば幸いです。
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