顎関節(がくかんせつ)TMJ 顎(アゴ) | 神奈川座間かない整体






では、本題に入りましょう。 間違いなく “最も重要”な情報になります。 これだけは、必ず最後まで 熟読して下さいね。 今からお伝えする内容は【7つ】あります。 確実にチェックして下さいね。

顎関節

 顎関節部の
疼痛(とうつう)
開閉時のクリック音(雑音)
咀嚼時の痛み
開口制限(口が開きにくい)
左右の動揺性
などの顎運動や障害を主症状とする顎口腔系の機能障害を総称して、顎関節症と言っています。

ちょうど耳の前にこの関節があります(右図)。

アゴが外れたというのは、この関節が、口を閉じたときにズレてしまっている状態です。

1.主な症状

クリッキング・・・捻発音(ねんぱつおん)の発生
関節内や周囲の痛み
起床時に開口することが難かしい
ある特定な位置で顎のひっかかりを感じる
亜脱臼

 クリッキングは顎関節内で起こるクリック音の発生で、一時的に顎関節内での関節円板と、顆頭の衝突によって生じる。 捻発音は顆頭の軟骨や、円板の損傷が原因で生じると考えられています。

顎関節の役割

 顎関節の1つの基本原則は口の開口、閉口という動きです。顎は人間の体の最後の"抜け"の部分といえます。それは、顎のバランスが悪く正常な動きができないとすれば、たとえ首や腕、足などのバランスを正常にしたとしても、その良いバランスが顎で押し返されて身体に戻ってくると考えられるからです。

 例えていうなら、車のマフラーです。車のマフラーは排気ガスを出しますが、詰まったり、または曲がって排気効率が悪いとエンジンの性能は低下してしまいます。

 つまり、整体で悪い症状が軽減されても、顎にゆがみがあり中立な状態でなければ、本当に身体を改善させることは困難なのではないかと思います。顎が自由に動きつつバランスを保つ。すると他の部位も最高のパフォーマンスを発揮する、と考えられます。

顎への施術について

 顎は総合的にみれば、非常に症状が多いところだと思います。私達手技療法家のところにご来院される方は筋骨格系の問題を抱えた方が多いです。顎関節の施術方法は文献がかなり少ないと思います。そのような中で手技療法の限界に挑戦するべく、顎関節の施術で私が臨床で活用して結果を出したことだけを行っています。

 顎関節への考え方は、過去の自分にプレゼントしたいぐらいです。もちろん「何がそのクライアントさんにとって一番良いのか?」これを追求して臨床の中で創り上げてきたものですし、決して自己満足でつくったものではありません。

 ですから症状やクライアントさんの考え方によっては、病院で対処することが一番良いということもあるでしょう。それを選ぶ権利は私にはありません。

 しかし、私が臨床の中で感じたことは、顎の問題があるにも関わらず、病院のほうでは自律神経失調症とされて、全てその分野に「まとめられてしまった」というクライアントさんが多いようです。ですから、実際のクライアントさんにとって手技療法が助けになる範囲は思いのほか多いのではないかと思います。

2.顎関節症の原因 咬合位の異常

精神的ストレス、外傷、不良補綴物が挙げられるが、発症の機序は複雑で、不明な部分が多い。好発年齢は20~40代である。

3.顎関節症のX線検査(レントゲン)

X線検査により、顎開ロ位で顎関節の側面像と前後像を観察する。検査では次のことを調べる

a)関節内窩での顆頭の病的な位置関係
b)顆頭の変位による関節隙の非対称、あるいは消失
c)関節窩と関節結節の変化
d)関節円板の変化(カルシウム沈着など)
e)順順の変化
f)亜脱臼の有無と変化

4.顎関節症の視診

正常な場合、開口/閉ロ時の弧状の左右の動きは対称的で連続的であるが、異常が発生すると、左右の開口/閉口が非対称的となり、片方への偏位が生じる。また引っかかるような状態から、クリック音と共に急な動きが生じる場合もある。正常であれば、顎は中心にあり、歯牙は正 中線上で対称に咬み合う。

5.顎関節症の触診

触診

患者の両側の外耳孔に後方から示指を入れ、前方に押しつけながらロ を開閉させる。正常であれば、動きはスムーズで、左右が同調して動く。半月板の損傷や、滑膜の腫脹が原因となる摩擦音やクリック音が触知できる場合もある。 次に耳のすぐ前方にある顎関節上に指を移動させ、開閉による下顎頭 の動きを触診する。最初に患者に軽く口を開閉させ、正確な位置を確認する。正常であれば、指下で左右の下顎頭が開口時に前下方に向けて動き、閉口時に反対の動きで顎関節に納まる動きが感じ取れる。 左右の下顎頭周辺の熱感、大きさの違い等も合わせて触診する。

軟部組織の触診

外傷を受けた顎関節は、関節包や靭帯などの軟部組織の損傷を引き起こしている可能性が高い。また半月板が断裂している可能性もあるので注意する。 また外翼状筋や咬筋などが引かれて、その結果、特定の筋が痙攣を引き起こしている場合もある。 可能であれば、指先を口腔粘膜と歯肉の間に入れ、上部の大臼歯後方の下顎骨頚部にあて、患者にゆっくりと口を開閉させる。 正常であれば開口時に、下顎骨頚部が前方に動き、指先に外翼状筋の収縮が触知できる。緊張や異常が生じている場合は、疼痛や圧痛が生じる。

顎関節の可動域

正常であれば、切歯の間に3本の指が入るくらい開口できる(約35~40mm)。また下顎の歯を上顎の前方に出すことができる。

可動域の制限

一般に

慢性関節リウマチ
先天性奇形
軟部組織の拘縮または骨性強直
顎関節の変形性関節炎
筋の痙攣

などで引き起こると言われている。

6.顎関節の筋力検査

一般筋力検査

開口

外翼状筋
神経支配:第V脳神経下顎枝、翼状枝
検査方法:下顎骨の下方に手掌をあてがい、患者に開口させ、それに抵抗する。

閉口

咬筋、側頭筋
神経支配:第V脳神経
検査方法:患者は閉口した状態にして、検者は手掌で開口方向に圧を加える。

反射テスト

下顎反射

咬筋と側頭筋による伸張反射で、第V脳神経が支配している反射弓を形成する。 患者に力を抜かせ、僅かに開口した状態にさせる。下顎骨のオトガイ部に指をあてがい、ハンマーで指を打つと、正常であれば閉口する。反射の低下や消失は、第V脳神経の病変(下位運動ニユーロン)、亢進している場合は、上位運動ニユーロンの異変または病変の可能性を疑う。

7.顎関節疾患の手技的対処法

ガンステッド 顎関節のサブラクセーションは80%の割合いが前下方(AI)変位で、次に後上方(PA)変位が多い。外側への変位は稀。両側にサブラクセーションが存在することもあるが、多くは片側がメジャーとなる。 慢性のTMJを矯正するのは難しい。

前下方変位は、大きく開口して噛んだり、強く噛み過ぎると生じる場合が多い。慢性の顎関節症は、関節包が関与している場合が多い。

亜脱臼/脱臼

母指を綿やタオルで巻いて、下顎骨の大臼歯上に置く。まず下方に、続いて後方に戻して関節の中に戻す。関節に戻ると、急激な閉口反射が起こり、コンタクトしている指を噛むので注意する。

開口/閉口障害

 多くのTMJに問題を持つクライアントさんは、開口と閉口時に問題を抱いている。
  開口は下顎骨だけが動いていると考えている人が多いが、下顎骨の動きに伴い、頭蓋や身体は伸展の動きが伴っている。反対に閉口するときは、頭蓋や身体が屈曲する動きが生じている。 開口障害の場合は、脊柱の伸展が遮られている部位を検出して矯正する。多くは下部腰椎、胸腰椎部、上部胸椎、上部頚椎(特に後頭骨)に屈曲変位(伸展障害)が認められる。
  閉口時に問題がある場合は、脊柱の屈曲の動きが遮られている場合が多い。上部胸椎、上部頚椎(特に後頭骨)に伸展変位(屈曲障害)が認められる場合が多い。 最初は顎関節に調整を加えるのではなく、遠隔部位から始めるべきである。特に炎症している場合は、炎症が治まるまで直接療法は避けるべきで、どうしても顎関節自体に調整が必要な場合は、注意を要する。多くの場合、顎関節に直接的な調整を施さなくても、脊柱に及ぶ伸展変位または屈曲変位を検出して、脊柱を治療することで、開口/閉口障害は自動的に消滅するようだ。身体は一つのユニットとして動いているからだと考えられる。